愛すべき動物園

宇都宮動物園に行ってきた。

ここはネタの宝庫の様な場所で、それは国道119号線から動物園に入るところから始まる。まず、案内看板が恐ろしく小さい。小型のスピーカー程度の大きさのもので、普通に気付かずに通り過ぎる。しかも片側からしか見えない。宇都宮方面から来ると、ほぼ確実に見過ごす。

そして駐車場の入り口に待ち構えているのがこれ

誰だ君は?
かなりサビサビ

ちなみに入園料は1,000円と少しお高め。まあ、動物のエサになるからいいかと。

中に入ると、まずあるのがプール。動物じゃなくて、プール。このプール、何とシーズンオフには釣り堀になるとの事。 その奥へ進むと、まずライオンや虎や熊などの大型動物がお出迎え。でも、みんな疲れてクタクタで、ぐだーっとうなだれている。熊に至っては逃げたいのか、 出口の柵をずーっとガリガリやっている。

その先にはサルやらキリンやら象やらがいて、エサをあげることができる。子供が象にエサを投げているんだけど、それが思いっきり象の鼻にパチコーン!と当たって喜んでいる子供に少し引く。

注目はその先にある、ロバや子馬がいる「なかよしランド」なる場所。 そこにあったのが、これ。

ミラーマン

後から聞いた話だが、これは「ミラーマン」 というヒーローらしく、鏡を見て変身するヒーロー。あるストーリーでは、主人公が変身しにトイレへかけこむと、そこにあるはずの鏡が外されていて、焦った 主人公は急いで屋上へ行く。ガラスを使おうと試みるも、それが曇りガラスの為に変身できずに半泣きしている所で、偶然水たまりを発見して変身できたという話。 じゃ、トイレの便器の水でもいいじゃないか。

ミラーマンの後頭部
後頭部

さらに留めてあるネジが緩んでいるので、動き出すとガタガタ暴れる。 偶然Youtubeに動画を発見したので、お暇な方はどうぞ。

そのまま奥へ進むと、遊園地がある。 昭和の香り全開のゲームコーナーや、リアルにでかいガリバーがいて、そこで子供たちがキャッキャ遊んでいる。中には、ここにいてはいけない浦安のネズミもいたりと、もう何でもアリだ。

ちなみに、入り口にはこんな置物が。

何だこれは

左のはまだ分からないでもないが、何なんだ、右は。 近くでよく見ると、目がマジックで書き足させていた。そして極めつけはこれ。その遊園地の出口付近にあったもの。

謎の椅子が一脚

サビサビでボロボロのこれ一脚だけが、ポツンとある。 誰か座れってか? 座んないから。

ここに上げたのはほんの一部で、実際にはもっと多くの素敵な物がある。 そんな素敵な宇都宮動物園にぜひ一度、訪れてみてはいかがだろうか。 一生の思い出になること、請け合いだ。

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