未来のギター

未来の楽器は、こういう風になっていくのだろうか。

弾いている(?)感じは、先日実際に触れてみたヤマハの「テノリオン」という楽器に似ている気がする。これはこれで、アリだと思う。

こういうものが出てきて、既存のギターが無くなるという事はないだろうけど、最近こういうのを見て常々思うことがある。それは音楽に限らず、様々なものがインスタントになってきているという事。もちろん、こういう新しいデバイスにはそれなりに新しいアプローチがあって、今までに無いサウンドやパフォーマンスができる。けど、気軽に何でも楽しめるという事が当たり前になってくると、苦労して楽器を練習したりする事は、ナンセンスだという概念が生まれてきたりしやしないだろうか? もちろんこれは、何も楽器に限った事ではない。仕事においても、人間関係や友人関係などのコミュニケーションにおいても、最近は色々な事が希薄になってきている風潮が否めない。

こういう類のものは、様々な可能性がある。それと同時に、今まで培われてきた大切なものを失わないように、気をつけていきたいと思う今日この頃。

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